「REVOLVER」(ビートルズ)を聞いたよ!(前半)
最近、ビートルズのアルバムである「REVOLVER」を購入しました。
今回はその感想を述べてみたいと思います。
まず、アルバムの感想に入る前に
ビートルズとは何なのか
僕は、ビートルズの話題を耳にするたび、この疑問が浮かび上がりました。
僕ら高校生からすれば、ビートルズが一世を風靡した1960年代は今から約50年前、半世紀前の音楽となります。
だから、何だと思われるかもしれませんが、にわか音楽ファンである僕には、この疑問は大きくのしかかってきました。
何故、ビートルズは人気を博したのか
何故、ビートルズは時代を超え評価されるのか
正直に申し上げますと、この疑問については今現在においてもハッキリと答えを見つけられていません。
このアルバムを聴くまでは
「ビートルズ?うーん…」
みたいな印象を抱いてました。
そのため、これから述べる感想が的はずれなものになってしまうかもしれませんが、どうかご容赦お願い致します。
それでは感想でーす!
結論から申し上げてしまいますと
ム、なかなか悪くないかもしれない…いや、むしろ良い!
おい!さっきまでの話なんだったんだ!
となってしまいますが、苦手意識を抱いていた、僕の頭の中に思いの外すんなりと入ってきたのです。
REVOLVERというアルバム
色々調べてみてこのアルバムの制作背景を知ったのですが、このアルバムは当時、アイドル的な扱われ方をされていた、ビートルズがそのイメージから脱しようとした、いわば変化球的な作品だったのです。
そのため、このアルバムには実験的な曲が数多く収録されており、ビートルズのイメージ像に深みが増されています。
例えば、ギターの演奏の逆回転が使われていたり、インド音楽っぽい味付けがされていたり、弦楽器が使われていたり、などなど、盛り沢山な内容になっているんです!
では、1曲ずつの感想を述べていきます…
1.Taxman
カウントから始まる楽曲です。
陽気な演奏に皮肉の効いた歌詞が特徴的で、間奏に入るキレのあるギターも聴きどころです。
2.Eleanor Rigby
チェロ?のようなキレのある弦楽器の演奏から始まる、1.とは打って変わって少し悲壮感のあるナンバーです。
3.I'm Only Sleeping
気怠げさを感じさせる、テンポの緩やかな演奏、ボーカルの歌い方やコーラス。また、画期的なアイデアである、逆回転のかかったギターが入っています。夢の中にいるような曲です。
4.Love You To
前奏が聞き慣れないと思ったらシタールという弦楽器を用いていてビックリ。テンポが多少上がり、歌詞にある、人生の短さというものが表現されています。
5.Here,There And Everywhere
ゆったりとした曲で、コーラス、ボーカルともに優しく包み込むように歌われており、歌詞も愛する人に寄り添い、ずっと一緒にいたいというニュアンスで書かれています。ダイレクトなラブソングです。
6.Yellow submarine
港町で陽気に演奏しているような曲です。合間合間に日々を暮らしている人々の声が入っています。サビの部分はみんなで大合唱したいですね!個人的にこのアルバムの中で一番好きな曲です。
7.She Said She Said
さっきまでの雰囲気とは少し変わって、恋人とすれ違っている様子がセリフを多く交えて歌われています。また、「死」についての言及もされています。
とりあえず、今回はここまで!
他の楽曲についての感想は後半で述べたいと思います!